自己中な優しさ
「友達のこどもが学校に行ってないらしくって」
「義理の妹がワクチンを打ってしまって」
という質問や相談をたくさんいただきます。
「どうしたらいいですか?」
と
尋ねられましても
「どうもしないでください」。としか言えません。
もしくは
「かわりに経済活動をたくさんしてお金をあげて環境を整えてあげてください」とか
「その方の代わりに家事・育児・介護をしてあげてください」とかって
答えるんです。わたし。
そうすると大概の方がちょっと怒ったり、驚いたりして
「それはできないですよね!」って言われます。
そうなのです。
できないのです。
あなたはあなたでしかなく
あなたが過ごしてきた環境の中でしか経験がない。
それによって築き上げられたあなたの価値観を持っているのです。
そして
相手はその方でしかなく
その方が過ごしてきた環境の中でしか経験がない。
それによって築き上げられたその方の価値観をお持ちなのです。
あなたの価値観で相手を可哀想だとか、正しくないとかジャッジしないこと!
あなたの良し悪しでどうこうしようとしないこと。
あなたはあなたの人生のボスでしかない。
相手の人生のボスはその方にあるのです。
もちろんこどもたちも。
あなたは自分の唯一無二の肉体と時間をつかって
自分の人生を生きましょう。
だれかを「自己中な優しさ」でどうにかしようとしてはいけません。
もちろん、こどもたちの人生のボスもこどもたちそれぞれです。
思い通りにコントロールしようとしてはいけません。
まずは
自分の中に「自分の正しさに導くことこそ良いことである」という
先入観があることを知りましょう。
そして
あなたもあなたのボスでいていい。
良かれともってコントロールしようとする人たちに
コントロールされなくていい。
あなたは本当にあなたのままでいい。
災害時にも
社会問題が現れたり、問題に気付いたりした時も
周囲の人の困りごとを耳にした時も
わたしたちは
必ず少し前を歩いている人や
現場のど真ん中にいる人に尋ねます。
【わたしにできることはありますか?】と。
困っている人がいた時。
問題を感じた時。
それをコントロールしてはいけない。と理解した時。
わたしたちは張本人と密接にサポートしている人たちに尋ねます。
【わたしにできることはありますか?】と。
実は
【わたしにできることはありますか?】と
尋ねないことが
最もあなたにできることなのです。
その連絡に
時間と労力と気持ちを奪われる
現場や張本人は
【困っていて猫の手も借りたい。
一秒でも効率よく動きたい。
そのアイデアを産むためならなんでもする!】と考えて連絡に目を通しているのに
なにができるかわからないあなたに
返事をしなければならない。という
負荷をかけているのです。
前述した通り
困りごとを抱える大切な仲間に
あなたは何もできないのだよ。
と考えています。
あなたが
【わたしになにができるのだろうか?】と思っていて
【とにかくなにかしたい!】と
闇雲に思っているうちは。
でも
実はできることってたくさんある!
やれることってたくさんある!
あなたがいたら社会も大切な人も変わるかも知れない!
とも思っています。
だからあなたは
自分にできることを知っていてください。
だからあなたは
自分にできることを増やしておいてください。
だからあなたは
相手や社会をわかりたい!と思っていてください。
だからあなたは
寄り添い、優しさを始めることに
損得を生み出さないでください。
そして
社会や人々に声をかける時には
こんなふうにいうとつながり始めるのかも知れません。
わたし風にいうと
【わたしは、ホメオパシーのことと、
おっぱいマッサージならできるから必要な時に声をかけてね。いつでも待ってる】
とか。
【なにかお手伝いできますか?
わたしにできることは
◎お金を集める
◎ホメオパシーを使っていいなら自己治癒力にスイッチを入れる
◎呼びかけでマンパワーを集めることができる】
などと提案するとか。
【こどもちゃんをうちの子が子守するから、二人で飲みいいこう!】とか
【あなたが一人になりたければ、こどもが一人二人増えても変わらないからいつでも預かれるよ】とか
今すぐでなくても
関係ない事柄に思えることでも
楽しくできて
ノンストレスで続けられることを提案することを提案していきましょう。
今すぐ役に立たなくても
邪魔せずに
見守ることができていけば
誰も傷つけずに
誰の負荷にもならずに
それぞれががんばれて
輝ける。
大切なヒト、モノ、コト。
大切で不安なタイミング。
今の社会とこれからの未来。
どの分野にもあなたは絶対に必要です!
だからこそ
あなたは自分のできることを増やしておいてください。
あなたは自分にできることを
伝えることができるようでいてください。
無理して
何かが壊れることを恐れるよりも
できることを
まっすぐ伝えることのできる力と
必要な時を待つことが大切です。
繋がっていないようで
繋がっている
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。