「おかあちゃん」でいることへのこだわり。

わたしはいつも自分を「おかあちゃん」というカテゴリーにおいて
発信や提案をしております。

「不妊の時期もあったのにどうして？」とか
「お母さんじゃない人を否定しているみたい」とか
ともよくお叱りも受けます。

わたしがどうして「おかあちゃん」でいるかというと
万人に受け入れてもらうための言葉は持ち合わせないためです。

わたしはわたしの言葉でしか話せない。
わたしはだれかに好かれて、信じてもらって、媚を売って聞いてもらおうと思えない。
わたしの「一番大切なもの」は、こどもたち。それを守るためには何でもできる。
そう思っています。

ですので、
「おかあちゃんとして」話す言葉は

世の中の「おかあちゃん」にむけて話しているわけではないし
「女性」にむけての話だけなのではないし
「生めない人」「生まない人」を否定しているわけでなんか絶対にない！です。

ただ
世の中、根本って一緒なんですよ。
みんなつながっているのですね。

「政治」だけ問題なわけではないのです。
「草食系男子」だけが異常ではないのです。
「発達障害」だけが増えているわけではないのです。
「少子化」が問題なのに原因と対策を本気で考えないのはお役所仕事なだけだからではないのです。
「正規雇用がなくなっていること」「派遣社員がふえていること」「サービス残業を認める法律が決まってしまうこと」だけが時代にあった働き方なわけではないのです。

そして、
これらって、
全部、原因も目的も解決方法もみんな同じなのです！
しかも、くっついてる。

だから
本当は全部を一緒に対策していかなきゃならない。

でも、
わたしにはその力は到底ない。

でもでも
全部つながっているのであれば
とっかかりはどこでもいいわけです。

「何か」に気づけば
「本当の原因は何だろう？」ってみんなで考えることができれば
「コレならできる」を国民全員がひとつずつやりだせば

そして
自分のやっていることだけで満足せず
どんどん手を広げていかなくていいから
「こういう問題や未来に引き継いで（残して）いきたくないことの
根底はつながっているんだ」ってしっていること。

そうすることによって
自分と意見が違うから影で悪口を拡散するような、
無意味な傷つけあいはおのずと減っていくだろうし
自分のうちが火事なのに、遠くのうちの引越しを手伝いにいくような
優先順位の間違いはしないだろうし、
周りの歯車の動きを見ながら大きくても小さくても絶対に必要な「自分」という歯車の役割を
果たせるのではないかと思うのです。

だから
わたしは「おかあちゃん」の立場で
腹のそこから湧き上がってきて押さえきれない感情や
間違いなく昨日より短くなっている寿命のなかでひらめいた「残して行きたい物を守る方法」にたいするアイディアを
どんどん言語化して
共有していきたいと思っています。

そうすることで
「わきあがってくる感情」
「忘れてた根っこ」
「封印していた可能性」
「あきらめてたけどそんなことないんじゃないかという火事場のくそ力」
「逃げも隠れも隠すこともできないくらい大事なもの大事にしたい！という気持ち」
という領域で
ゾーンで
感覚で