「黒い味噌」の意味。

子宮の日に行った「10年味噌救出大作戦!」へのご協力、応援、ありがとうございました!

ゆっくり、少しずつでもいいから
暑くなりすぎないうちにみなさまの元へお届けしたい。
と、思って始めた作戦でしたが

なんと20時間を待たずに2トン の味噌たちの嫁ぎ先が決まっっていきました。

予想をはるかに超えるスピードで

嫁ぎ先が決まっていきましたもので

当初予定しておりました

「ご注文いただいた日の次の日曜日に味噌屋さんに注文。→その翌週中に発送」という工程が
一気に行わなければならず蔵出し、梱包、が間に合わず
発送が遅れる方も出てきてしまいました。大変申し訳有りませんでした。そんな中でも
みなさまから注文時に添えていただいたメッセージ
(すべてプリントアウトして味噌屋さんに渡してあります。)や
「急ぎません。ありがとう。」のコメントやメールに励まされて
終始笑顔で、みなさまへの感謝と味噌への愛おしさでいっぱいで作業することができました。ありがとうございました。

そんななか、
味噌屋さんや橋渡しおじさんから聞いた話と感じたことを
少し書きたいと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「10年味噌」と打ち出しておりましたが、本当は2007年仕込み12年味噌でした。

2007、2008年の年は、とてもとても暑い夏で、その2年を過ごしてしまったこの年の味噌は
あっという間に「真っ黒」になってしまったということでした。

昔からずっと材料も、手間も、工程も、なんの変わりもない毎日の手作業を続けていたけれども、
「猛暑」という環境の変化で「黒い味噌」になってしまった。

わたしたちの暮らしの中で「我が家の味噌をつくる」という営みから
「味噌は買うもの」という消費行動に移り変わった頃から、
味噌の需要に関するマーケティング」というものが作られていきました。

そして、その中でできあがったものは
「速醸味噌」「だし入り」という「簡易」「便宜」が最優先される。

というものでした。

「市販の味噌は、白くて綺麗で便利」というイメージが
「味噌の当たり前」に変化しながら、固定概念になり、

相対するように
「手前味噌は毎年味が違う」
「手作り味噌はだんだん味や色が変わる」
「こげ茶や黒い味噌は古い味噌である」
「黒い味噌は古くて、汚い」

という潜在意識が埋め込まれていき

「決して発酵しない、いつも同じ味の、いつも同じ色の味噌」の需要が増え
「味や色が変化する発酵している手作り味噌」は求められないものとなりました。

そんな時間の流れから
味噌屋さんの中で「黒い味噌は売れない味噌だ」という認識ができたのでしょう。
加えて、
その手作業や文化を継承していく自分たちの暮らしに
誇りが持てなくなっていたのかもしれません。

いまだかつてない
「手作り味噌ブーム」が到来している昨今でも

「黒い味噌は売れっこない」
「古い味噌は嫌われているに違いない」
「とはいえ、捨てるにも金がかかるし(産業廃棄物扱い)」
「とはいえ、精魂込めて、愛情込めて仕込んだ味噌だ。」
「樽を開けなければ、次の味噌が仕込めないし」
「もうこの仕事はいらないのではないか。」

というスパイラルから抜け出ることができず。。。。

そうこう言っているうちに
蔵の雨漏りが始まり、味噌だるに染み込み、
一樽ダメになり、山奥の畑の肥やしにし
肥やしとして撒くにも、どうにもまききれず、
はしわたしおぢさんに「おたくの畑にクズ味噌まいてくれないか」と相談したところから

今回の大作戦になりました!!!
という流れでした。

「こんな味噌売れっこない」
「でも、大切に仕込んで守ってきた味噌なんだ」
「3年を超えると黒くはなるけど、大豆のたんぱくも分解されるし、
さんぱく酵母もなくなって、本当にいいものになるんだけどな。。。。。」
という味噌屋さんの言葉を受け止め

「こぢまさんなら、きっとなんとかできるんじゃないかと思って」
と、わくわくな顔でこの話を持ってきてくださった橋渡しおじさん。

注文開始日から数日経って
樽開けをした味噌の試食をもってきてくださった橋渡しおぢさんに
「あっという間にお嫁入りする先がきまりました!
キャンセル待ちです!」と、話したら

お顔を紅潮させて喜んでおられました。

そして、
「街中の味噌蔵にも、この年の【真っ黒な味噌】が眠ってるって聞いてます。
声をかけてみてもいいですか」
とのこと。

日本全国で猛暑だった2007、2008仕込みの味噌が眠っているかもしれません。

みなさまの街のお味噌屋さんに
声をかけてみても良いかもしれませぬ♪

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

結局この「黒い味噌」=「古い味噌」=「売れない(買わない)味噌」にしてしまったのは
誰なのでしょう。

わたしなんてなにもできない。
わたし一人くらいが変わってもなにも変わらない。
つくるより買ったほうが安い。
そうはいっても忙しいから。

という「自分主義」や「社会参加意識のなさ」が
積み重ねが産んだものは何だったのでしょう。

世代を超えて変化していった「あたりまえ」で失ったものはなんだったのでしょう。

そして「今なら守れる」「今なら間に合う」「今なら残していける」ものって
なんなのでしょう。

味噌屋さんの想いを受けて
橋渡しおじさんのエネルギーを受けて
みなさまの「守りたい」「残したい」「感謝を届けたい」想いと
ひとりひとりの「陽(収縮する/集める/コアとなる)」の力を受けて

学ばせていただいたことたちでした。

みなさま、
本当にありがとうございました。

そして、
みなさまの「大作戦!」があったら
ぜひ、わたしにも声をかけてください!

そしてそして
これからも宜しくお願い致します。

 


1月26日(土) 群馬県高崎市 政治のお話
1月27日(日) 東京都江戸川区 ワクチンセミナー
1月28(月) 東京都内 メタトロン健康相談 満員御礼
1月29日(火) 東京都新小岩2019春までにやっておかなければならないこと
2月15日(金) 茨城県水戸市 未来会議
3月5~7 福岡県 2019年春までに知っておきたいこと~社会編~ ~お金編~
3月10~11 石川県金沢市 メタトロン健康相談
3月18日(月)東京都内 メタトロン健康相談
3月19日(火) 埼玉県 「2019年春までに聞いてほしい話」&「お金の学校」
3月22日(金)山梨県富士吉田市 「2019年春までに聞いてほしいこと」
3月23日(土)静岡県三島市 こどもの元気のみかた
3月29日(金)お金の学校卒業生対象「濃厚!リアルに増やすための講座!!!」
詳細未定 ※定員12名
3月30日(土)東京都品川区 骨盤Lovers
4月6日(土)上越市 招致セミナー ナチュラルコスメを作ろう
4月27日(土)秋田県秋田市 未来会議 お金の学校
5月6日(月・立夏)上越市 招致セミナー オフグリッドな暮らし♪
5月10日(金)静岡県浜松市 子育て基本のお話 未来会議
5月11日(土)愛知県名古屋市
「子どものための、未来への種まき 〜未来をつくる子どもへの、愛と知の贈りもの〜」
※2月4日告知・募集開始
5月12日(日)愛知県名古屋市 「メタトロン健康相談」&「お金の個人相談」
5月21日(火)奈良県生駒市 未来会議 お金の学校
5月22日(水)大阪府交野市 未来会議 お金の学校
5月23日(木)大阪府大阪市 未来会議 わくわくを企画中
5月30日(木)東京都江戸川区 未来会議 親御さんのための性教育
5月31日(金)神奈川県横浜市 子育ていろは 未来会議
6月1日(土)神奈川県相模原市 「未来会議」&「未定」
6月12日(水)岩手県盛岡市 未来会議 お金の学校
6月13日(木)宮城県仙台市 未来会議 他
6月14日(金)栃木県宇都宮市 お金の学校
6月15日(土)群馬県桐生市 未来会議 お金の学校
6月22日(土)夏至 上越市 女を深める深い男でいる
8月18日(日)岡山県岡山市 内容未定

 


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