【褒める子育てって褒めてりゃいいのか?】

【褒める子育てって褒めてりゃいいのか?】

いつの間にか
怒ること、叱ること、注意することが【ハラスメント】と言われるようになり

いじめも虐待も【受けた者がどう受け止めるか?】という片側(比較的弱い立場と言われる人)だけを擁護するものとなり

叱らぬこと
褒めること
認めること
だけが良いとされる昨今。

そーだよなー。と
んなはずねーだろー!と
褒める、叱るじゃねーんだよ!と
混ざっているレベル51です。

わたしは
【日陰がある関係】が心地よいと思うのですが、
これってどういうことかというと

◎子育て
◎自然派
◎個性
みたいなことを大切にする方々って

◎普通
◎みんなと一緒
◎長いものに巻かれる
みたいなことを嫌う傾向にあると
自分を見ておもいます。

家族や仲間同士の中でいた場合
それって
頑なな意思や影響力があるように感じるわけだから、
その人の意思という名前の太陽の光が
サンさんを超えて
ガンガン差し込んできてる状況なのかな?
って思うんです。

お母さんは太陽だから
キラキラとエネルギッシュにいてくれたほうがいいようにも思うのですが

ずっとギラギラガンガン照らされると
日陰を求めてしまうのも当然ですよね。

なのに
その日陰に行きたいと思うことすら
悪いことのように言われると
もうそっと身を潜めることしかできなくなってしまうんじゃないか?と思うのですね。

実はこの家庭でよく起こる事情って
【心理的安全性】に似ているな。
って思うのです。


心理的安全性(しんりてきあんぜんせい、英語: Psychological safety)とは、アイデアや質問、懸念、疑問、間違いを発言しても、罰せられたり、恥をかかされたりすることはないという心理的概念。

なにか困りごとがあったり
ミスがあったり
問題が発生したりしたときに

報告や相談をすることによって
罰せられたり、評価するされたり、相手の価値観に取り込まれそうになったりするとしたら、

もう絶対に
報告や相談なんてしたくないでしょ?

そう思うと
【風通しの良い家庭(子育て)】をする前に
【日陰のある家庭(子育て)】が必要なんじゃないかな?
って思うんです。

じゃあ日陰ってなに?
っていうと
干渉されない場所。かな?

何をしてもいい。
何もしなくてもいい。
良いことを言ってもいい。
間違ってもいい。
言わなくてもいい。

なんでもいい!
でもそのなんでもいい!は
放っておかれる感じじゃないもの。

そんなこんなで
褒める子育ても
お日様が当たる中での評価のひとつだな。
って思っているんです。

ほめる!って
おこる!と同じくらい
大人側の価値観による評価の表れでもあると思っています。
(叱ると怒るはちがう!とかは今は不要です)

こどもたちに少しだけ日陰を。
自分の人生の時間に少しだけ日陰を。

褒める子育ては素敵!
でも
褒めも叱りもしない干渉されない時間も
きっと大切だと思うのです。

 

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