【未来会議】ってなに？

昨日、
【未来会議in水戸】が無事終了いたしました。
そのレポートを書きたいのですが
まずは

「未来会議」ってなに？？？

って、
いうところから話したいのだけれど

これは
「夕食の献立を考えるみたいに
未来のあり方を考える会。」です。

みんなの「困った」や「しんどい」や「どうしたらいいんだろう」って
結構
その人の問題だけではなくて
「仕組み」のあり方の問題なこともあるよね。

自己啓発とか
哲学とか
心の持ちようとか

「問題はすべて自分の中にある」とか
「人は変えることができないけど、自分が変わることができる」とか
っていうけど

その「困った！」が
しょうがないっていう言い訳で受け入れてしまっている「社会の仕組み」や
思い込みなあたりまえからつくられている「みんなの固定概念」や
そういうもんだって繰り返されている「偏った慣例」によって
つくられているものだとしたなら

そして
それを「しかたがない」と受け入れてこなすことのできる人と
受け入れることもこなすことも「生死を左右するくらい」困難な環境に置かれる人と
いる感じがするんだ。

残念だけど
社会は平等じゃない。

残念だけど
与えられている環境は平等じゃない。

残念だけど。
悔しいけど。
もどかしいけど。

でも
もっている権利は同じだと思う。

でも
もっている生命の価値は同じだと思う。

でも
未来へひろがる可能性の大きさは同じだと思う。

だから
その「権利」を「価値」を「可能性」を
守りたいと想ってます。

今、
「社会」や「しくみ」で
「権利」や「価値」や「可能性」が
傷つけられているんじゃないかな。って思うことがたくさんあります。

「仕方がない」という理由で
「権利」や「価値」や「可能性」を奪うのは
とても苦しく思うのです。

裏返せば
「社会」や「しくみ」を変える事で。
それだけで
守れる「権利」や「価値」や「可能性」が
あたりまえに平等に取り戻せると思うのです。

個々にやらなければいけないこともたくさんあるけれど
未来のこととかみんなのこととか考えることもできたらいいな。と思っています。

それが当たり前になったらいいと思います。

「子育てと家事でいっぱいいっぱいよ！！！」
「うちのほうが助けてほしいわ！」

「わたしだって誰かに優しくしてほしい。」
って泣きたくなる様な気持ちのひとも多いこともわかる。

社会の仕組みが変わると

子育てだって一人じゃなくなる。
子育てや家事や介護を優先しなければならない時にも経済的な不安に襲われることがなくなる。
周りのことを考えることができて、周りのみんなも自分のことを考えることができるようになる。

心や時間やお金に関しての余裕のなさは社会や仕組みの問題でもあるのです。

だからこそ！

みんなで考えたい。

「社会や仕組みの問題」を
他人の問題にせず

◎社会や仕組みに関して興味を持って関われたり
◎毎日の暮らしの中で「何がしんどくて」「どうなったらちょっと楽になるのか」を考えてみたり
◎周りの人を少し想ったり
◎勇気がないだけで行動に移せていないあなたの中のやさしさをちょっと表現してみたり
◎否定しないでみんなの意見を交換することを心がけたり

しながら
「みんなで考える」
「自分の考えや気持ちを伝え合える」
「みんなの意見を取り入れる」
「みんなこのことを思い合う」
「目の前の人もそこにいない人のことも、まだ出会ってない人のことも考えて」
「人間だけでなく地球の上にある全てを想いやりあって」
につながっていけたらよいと思うのです。