• 2018.3.29
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わたしの一番大好きな花

わたしの一番大好きな花！

【おくらの花】

最も力強く
最も艶っぽく
最も母性が強いと感じる♪

眩しすぎて
みんなが目を細めるほどの
太陽が照りつける季節のその時に
最も輝き揚々と咲き誇るこの花が大好き！！！

そのおくらの花に魅了されているうちに
いつの間にか
ちいさなちいさな新しい命を育んでいる。

そしてそして
その命があまりにもやわらかく可愛らしいものだから
たまらなくなり
ずっとずっと眺めていてしまう。

そんなことをしているうちに
いわゆる食べ頃を越えてしまい
魔女の爪のように長く硬くゆらりと弧をかくから
これまた不思議なんだなー。

そんなこんなで
わたしが魅せられてしまっているうちに
ぜんぜん食べることができなかった
2017年のおくらたち。

これまた
花盛りを終え
自分のタイミングで熟し
自分のペースで命を終えるタイミングを待ちたくって
見守っていたら

いつの間にか雪が降り
瞬く間に根雪となってしまった。

雪はとけるのか
本当に春は来るのか
と、待ちわびた春がやって来て

重く厚い雪の下になっていた草たちが
ぺしゃんこになって庭に顔を出し始めた。

夏を想うと
本当に同じ太陽のなす業か？？？
と、疑いたくなるような
柔らかすぎる春の日差しが数日続いた日。

昨年のおくらたちが
膨らみ乾燥を始めた！

いよいよ
種を落とす準備のようだっ！！！

いくつかの房から
自然に種が落ち始めるのを確認して
半分だけお嫁入りのために
わたしの手にこぼれ落ちてもらった。

ぬぁーーーーーーーーーーっ！

あったかすぎる！！！！

うーーーーー。
泣けてきた。

理屈じゃ散々わかっている流れなのに
一年をかけて

【おくら】と、いうものの
あかちゃんから
幼少時代から
花盛りから
新しい命を授かり
自分のからだから命をこぼれ落ちる日まで自らの身をも守りつつ
のし掛かる重圧や寒さに耐え
その日を待つ。
と、いう行程をずっとみてきたら
妙に親近感が湧きすぎて泣ける。

命を産み落とし
育み
まもり

かつ！

自分を咲き誇り
自分の時間で生きる！

って、さいこーにかっこいい♪

がんばるぞーーーーーー！

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